2010年3月18日木曜日

他所の春 と 両宮山古墳

春は名のみの 風の寒さや~。
峠の上は未だ風が冷たく、なかなか春の色彩が撮れません。

先日、30㎞近く南下して、お世話になっているS・Tさんご夫妻の畑を訪ねました。其処はすっかり春で、畑の岸には可愛い花が春の陽を浴びて咲き誇っていました。羨ましい限りです。
                     
 2010.03.14 S・Tさんの畑で撮影

姫踊子草(シソ科)の花

群生していると見事です。葉は上の方になると濃い紫になり、その間からピンクの小さな花が顔を出しています。

土手には「フユシラズ」と「ホトケノザ」が。
※ ※ ※ ※ ※

今日の山陽新聞の記事から抜粋。
『全国第4位の巨大前方後円墳・造山古墳(岡山市)を発掘調査している岡山大考古学研究室の調査チームが、墳丘を巡る周濠、周堤跡を初確認……。』

吉備3大巨墳(上記の造山古墳作山古墳総社市両宮山古墳赤磐市)の一つ両宮山古墳を、先日見て来たばかりでしたので、今日の記事は興味深く読みました。

                                     両宮山古墳
 
先日岡山でのシンポジウムに出掛けた折、W先輩にこの両宮山古墳の事を教えて貰いました。時々は通っているのに今まで知らずにいたので、帰途休憩を兼ねて見学の為車を止めて下さいました。(場所は県道27号線沿い・左図参照して下さい)
土手を登ると前方の墳丘が目の前に、そして周りには濠があり、現在でもその内の3/5には水が満々とありました。(最近の調査で外濠がもう一つ有った事も確認されたようです。)
畿内の大王墓と同じ墳丘の造りだそうですが、被葬者は不明のままと聞きました。(詳しい事は http://bell.jp/pancho/travel/kibiji/ryoguuzan.htm 他で)
稚姫伝説と共に、吉備大国の昔にも、ちょっとだけ思いを馳せた日でした。
   

1 件のコメント:

美作田殿 さんのコメント...

色々珍しい花ばかりですね。私はどこかで聞いたぐらいしか?
今古墳も色々新聞に掲載されてます。
趣向凝らされてますね。プログ頑張られてる様子
よく解ります。珍しいのを見せて下さい。