2010年3月31日水曜日

折り紙の「独楽」



今日で3月も終わり。 時々小さな雨粒が落ちてきたりして、一日中はっきりしないお天気。お陰で外仕事も無く、家の中で母とずっと一緒に過ごせました。
この間から楽しんでいる「折り紙の独楽」作り。もう幾つ作ったか分かりませんが、色紙、千代紙、あれやこれやを使ってみて、今日はお菓子の包装紙で少し大き目な物を作っていました。この独楽、思いのほか良く回って、色の取り合わせなどを工夫するのも楽しいようです。
指先が不自由になってしまって細かい仕事はとても大変ですが、これもリハビリになる、と言って頑張っています。
  実は、傍に居る私も、この独楽作りにははまっています・・。

2010年3月30日火曜日

二つの季節

今朝の外気温ー4.0℃。積雪5㎝弱。それでも矢張り春です。太陽が射し始めると、雪の庭先にも見る見るうちに地面が戻って来ました。
     
母の通院日でしたが、出掛けた朝の風景と、帰宅した午後の風景とがあまりにもかけ離れていて、一度に二つの季節を跨いだようでした。
写真は雪を被った「ヒナソウ」。

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                               2010.03.20撮影

クリスマスローズの花4種。もう結実の準備を始めた花もあります。この寒気が来る前の撮影ですが、耐寒性が強い植物ですから、雪に遭ってもびくともしません。

   

2010年3月29日月曜日

またまた雪です。そして椿の花も。


この時期になってもまだ寒い日が続いています。
昨日の午後からの雨が、夜の内に雪になっていました。朝は一面が白いものに覆われ、またもや墨絵の様な世界に。
  
上の写真は、台所の窓・網戸越しに写した裏の山。午後3時頃ですが、雪は間断なく落ちています。
左は家の裏から北を。朝ですが奥の山は雪で見えません。
  
  
     
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何時の頃から有ったのか私の記憶には有りませんが、母屋の椿です。折角咲いたのに、冷たい雪を被ってしまいました。
先日写真を撮ろうと枝を引っ張ったら、途中で脆くも折れてしまいました。お陰で我が家の玄関内でも、その花を眺める事が出来ています。


         蕾が少し膨らんで。





外側の花弁が解けかけて。




   
         
  開いてみると何とこんな形。

   




椿にも色んな名前が有るようですが、さっぱり判りません。
    
   
     
   
少しづつ撮り置いた画像を並べてみました。
    

2010年3月25日木曜日

木瓜の蕾 と ヤブカンゾウの芽


昨日の雨は、朝方から雪になりました。お彼岸も過ぎたというのに、まだ寒い事です。膨らみかけていた木瓜の蕾も、ちょっと寒そうですが大丈夫、間もなく花を見られるでしょう。
  
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 こちらは「ヤブカンゾウ」の芽。新芽は、天ぷらや酢味噌和えなどにして食べると美味しいそうですが、私は未だ食べた事は有りません(「ノカンゾウ」の芽も同じようにたべられるそうです)
家の周りの岸にも沢山芽吹いていますが、その多くは草と一緒に刈り払ってしまいます。夏、橙色の花を見られるのは刈り残した個所と元気な株、僅かですがそれでもあちこちで花開きます。 
    

2010年3月22日月曜日

薺(ナズナ)の花


明日から又雨の予報。畑仕事も思うように進みません。玉葱は殆どが駄目になったので、残っていた物全て取り除いてしまいました。野菜作りも、回を重ねる毎にその難しさに気付かされます。
そんな思いの中でも、畑地に咲く小さな雑草の花に気持ちを救われて、又鍬を持つ元気が出てきますから、有難いことです。
写真は薺(ナズナ)の花、春の七草の一つです。小さくても花の持つ全てを出し切って咲いています。(別名:ペンペン草。又はその実の形から三味線草とも呼ばれるそうです。)
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母屋の裏には屋根から落ちた雪がまだ残っています。明日からの雨で消えるでしょうか。

2010年3月21日日曜日

雲間草の花 と お彼岸

今日は朝から黄砂が飛んできて、何とも嫌なお天気でした。寒さが行きつ戻りつしているとはいえ気温は上がらず、午後には時折白いものが強風と一緒に舞って、まるで冬の様でした。
まあ「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、間もなく春らしくなると信じて待っています。

庭先の鉢植え、雲間草の花です。小さな花ですが寒さにも強く、鉢の中から春を呼ぶように元気に花開きました。


  
 

寒暖の分かれ目、お彼岸。その彼岸の入りの日は雨でした。
で遅れたお墓掃除は一昨日、春の光がたっぷりの中での一人仕事。。
濡れた落ち葉を集めるのは大変でしたが、お墓へ上がって行く階段もご覧の通り、綺麗に掃き集めました。(集めた落ち葉は、後でmamaosanが運んではくれましたけれど)
父に会えたか如何か・・、お線香の煙を残して帰って来ました。


中日の今日は、南から帰って来た長姉夫婦の寒い寒いというのを聞きながら、一緒に階段を上がって来ました。
     

2010年3月18日木曜日

他所の春 と 両宮山古墳

春は名のみの 風の寒さや~。
峠の上は未だ風が冷たく、なかなか春の色彩が撮れません。

先日、30㎞近く南下して、お世話になっているS・Tさんご夫妻の畑を訪ねました。其処はすっかり春で、畑の岸には可愛い花が春の陽を浴びて咲き誇っていました。羨ましい限りです。
                     
 2010.03.14 S・Tさんの畑で撮影

姫踊子草(シソ科)の花

群生していると見事です。葉は上の方になると濃い紫になり、その間からピンクの小さな花が顔を出しています。

土手には「フユシラズ」と「ホトケノザ」が。
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今日の山陽新聞の記事から抜粋。
『全国第4位の巨大前方後円墳・造山古墳(岡山市)を発掘調査している岡山大考古学研究室の調査チームが、墳丘を巡る周濠、周堤跡を初確認……。』

吉備3大巨墳(上記の造山古墳作山古墳総社市両宮山古墳赤磐市)の一つ両宮山古墳を、先日見て来たばかりでしたので、今日の記事は興味深く読みました。

                                     両宮山古墳
 
先日岡山でのシンポジウムに出掛けた折、W先輩にこの両宮山古墳の事を教えて貰いました。時々は通っているのに今まで知らずにいたので、帰途休憩を兼ねて見学の為車を止めて下さいました。(場所は県道27号線沿い・左図参照して下さい)
土手を登ると前方の墳丘が目の前に、そして周りには濠があり、現在でもその内の3/5には水が満々とありました。(最近の調査で外濠がもう一つ有った事も確認されたようです。)
畿内の大王墓と同じ墳丘の造りだそうですが、被葬者は不明のままと聞きました。(詳しい事は http://bell.jp/pancho/travel/kibiji/ryoguuzan.htm 他で)
稚姫伝説と共に、吉備大国の昔にも、ちょっとだけ思いを馳せた日でした。
   

2010年3月15日月曜日

一年が経ちました。

朝からの雨がまだ降り続いています。雪解け水で増えた裏の川音は、いつもに増して激しく聞こえてきます。

ブログを始めてから1年が経ちました。拙い文と写真の投稿も、200回を数えるほどとなりました。
峠の上に戻って来て、「気ままな暮らしをしよう」と甘く考えていた訳では有りませんが、その実甘くはありませんでした。とは云っても、時日と共に少しづつ老いて行く母を目の当たりに一喜一憂しながらも、親と一緒に住める事に感謝する日々でもあります。mamosan に助けて貰って時間のやり繰りをしながら、家の周りのほんの近場だけでも、恵まれた自然の中を好きな時に歩ける事にも感謝です。
そして手ほどきをして下さる林下人先生、何時も温かいコメントを下さる皆さん、有難うございます。感謝しています。


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3月13日、県主催の 「中山間地域シンポジウム」 県立美術館ホールで開かれました。
これは2008年度から県が過疎・高齢化で存続が危ぶまれる限界集落対策として、中山間地域特別支援事業として発足したものです。この対策事業で「集落機能再編・強化事業」のモデル地域に指定されたのは県下9地域でした。この日は9指定地域の、2年間にわたる活動の発表会でした。私の住む地区もこの9地域の一つに指定されていて、地区の活性化推進委員会の活動のお手伝いをさせて頂きました。当地区でも「安否確認ネットワーク作り」や「ふれあい祭り」などを主に、活動を進めてきました。

この日もmamosan に留守を頼んで、先輩委員の発表に同行、シンポジウムに参加してきました。
   

2010年3月11日木曜日

3月の雪ーその2

今冬一番の積雪でした。それでも例年と比べると少ない方です。
春の画像がなかなか載せられない分、雪の写真をたっぷりと、でもこれが終わりとなります様に。
 
昨日(3月10日)の雪降り模様。

一日中止むことなく降り続き、夜には着雪の心配をしてしまいましたが。

今朝の様子。昨日とは打って変わって晴天に。気温も久し振りに上昇して暖かく、外仕事には昨日までの防寒着は要りません。
  
家の周りを走っている送電線には矢張り着雪していました。雪の重みで撓んだまま時折大きく揺れていましたが、朝日が当るとすぐに落ちて行きました。朝方の冷え込みがそう酷くなくて幸いでした。   

我が家から朝の南側を。杉の木にも雪の大輪花が、竹は重みで深々とお辞儀をしています。

 
北側を望んだ同じく朝の画像。

そして午後。杉の木からも雪の花が落ちて、mamosanが午前中にスノーラを使った所は地面が覗きました。

   
日射しは矢張りです。
   

2010年3月10日水曜日

雪降りの様子。



「雪があんまりひどく降るので、デジカメでムービー映像を撮ってみた。そうすると次にはブログで試したくて、訳の分からないまま遊んだ後で削除した心算が残っていた。」
というのがこの日の投稿です。
匿名さんからコメントを頂いてしまいましたので、未完成のままですがこのままにしておきます。ちゃんと出来るようになりましたらまたその折に。  (左下のボタンをクリックしてみて下さい) 
                                                (3月11日記)

2010年3月9日火曜日

3月の雪

先ずは雪を被ったクリスマスローズから。

畑の花はすっぽりと雪に隠れてしまいましたが、玄関先に置いた鉢植えは写真の通りです。       
 
昨夜からの雪は、一日中休むことなく落ちてきました。

春の雪は何時だって重いのですが、今日のは又特別。底の方はシャーベットに近い所もあって、これではスノーラも使えません。直ぐに投雪口が詰まってしまいます。

朝から何度か、前庭の通路分だけは人力で除けてはみるものの、後から後から積るのには閉口してしまいました。


結局夕方には、30㎝近くの積雪となりました。

天気予報では明日も雪マークが出ていましたが、どうなんでしょうか、この時間になって雪は止んでいるようです。

明日はまた一日、雪と「遊べそう」です。トホホ…ホゥ~。

2010年3月8日月曜日

バコパの花鉢

朝から気温も上がらず、時折白いものがちらほらと舞い落ちてきたリして、予報通りの寒い一日となりました。一度春を体感した後のこの寒さは、人間にも草花にも堪えてしまいます。
散歩に出る勇気も無く、終日家の中で過ごすことに。


先日買ってきた「バコパ」の花鉢も、夜には屋内に取り込んでしまいました。この花は花期が長くて、夏の暑さだけ気を付けてやれば、ここでも秋の終わりまでは花が咲いてくれます。白花を植えていましたが、夏の直射日光で株が弱ってしまい、3年位で駄目にしてしまいました。今回はピンク色の花。
花柄摘みをこまめにする事と、夏場の水やりと日光の管理、そして切り戻しの時期にも注意しながら、今度こそ大株に育ててみたいです。
   

向かいの岸に「オウレン」が沢山咲きました。背丈が低いので遠くからは分かりにくいのですが、近くまで行けば白の花色で溢れています。
  

2010年3月5日金曜日

間違えたら、大変!

今日は束の間のお天気。少し春めいて来たかなと思えば、直ぐに寒さが戻ってくる、そんな繰り返しのこの頃です。
出掛けた帰り道、つい暖かさに誘われて「バコパ」の花鉢を買ってきてしまいました。来週は又気温が下がりそうですが、大丈夫でしょうか。
今日は玄関先が明るくなって、こちらも一緒に春の気分です。

春の気分と言えば、山菜を摘みに出掛けたい気分です。でも山菜の若芽は、時として他の植物と間違えて口にしてしまう事もあるようです。それが毒草なら命に拘わる一大事になる事も・・。
「うど菜」の芽が出ていますが、これも馴れないと間違えやすいそうです。

これは「うど菜」の芽。
   
こちらは「トリカブト」の芽。

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お知らせ
 
1月にあった「かまくらファンタジー」の模様が、下記のような内容で明日の夕刻、RSK(山陽放送)の番組で放送されます。

※集落(むら)の元気を探しに行こう!~中山間地域の活性化~
放送時間/3月6日(土) 17:00~17:15  
再放送/3月8日(月) 10:10~10:25
 岡山県の山間地とその周辺の地域、中山間地域では、いま大きな課題に直面しています。
過疎化・高齢化が進み、集落機能が低下しているその中山間地域をなんとか活性化させようと、新たな取り組みが行われています。
 番組では、モデル地区に指定されている9つの地区の取り組みを紹介しながら、集落の元気を探します
                      (RSK番組インデックスより転記)
           

2010年3月3日水曜日

クリスマスローズの花


何だか冬に逆戻りしそうな、そんな寒い一日でした。
来週には又雪のマークが出てきた週刊天気予報ですが、果たして本当の事となるのでしょうか。

やっと開いた我が家のクリスマスローズ。白色が先に開きましたが、左奥の薄紫色も蕾が大きくなっていますので、こちらも楽しみです。


ここ何年か植えっぱなしのチューリップですが、今年も元気な芽を出しました。まるで緑のコップみたいに、受けた雨水を溜めたままです。来週はここに雪の帽子を被るのでしょうか。
     
車は、普通タイヤに履き替えたばかりです・・。
      
   

2010年3月1日月曜日

苔 2題

今日から3月、冷たい雨の中で始まりました。(これって何時もの決まり文句みたいになってしまって。)

杉の木の下の崖で見つけた小さな緑の玉。先日来の雨をたっぷり吸ってか、叢の中に手を差し込むと水滴が落ちてくるほど。(2010.02.28撮影)
苔の種類は多くて、どれがどれだか、名前と実物がちっとも一致しなくて、「苔」で一括りにしてしまっています。でもこの緑の玉が春の色そのものを蓄えているようで、名前を知らないままでは残念です。で調べてみました。                         「タマゴケ」 というそうです。(合っているかどうか?)

そしてもう1枚。 子供の頃の呼び名は「キツネのエリマキ」だったか「キツネのシッポ」だったかはっきりとは覚えていないのですが、おままごとで遊んでいたような・・。最近ではあまり見掛けなくなっていましたが、先日の散歩の折に乢道の山裾で見つけました。何だか懐かしくてカメラを向けて見たのですが、本当の名前は知らないままです。これも苔の一種でしょうか、何だか苔図鑑が欲しくなりました。