2010年1月31日日曜日

1月の空のもとで。

もう1月が終わってしまいました。今年は全くもって不思議なほどの暖かい1月でした。天気予報では、これから立春寒波が来ると報じています。雪の時期に雪が降らないと、それはそれでこの後が心配だったりするから、旧正月の頃の雪が待たれたりして。
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青く晴れ渡った1月の空のもとで。(1月29日・散歩の時の写真)  

裏山で、雑木の間から空を仰ぐと・・。

桜の古木に巻き付いたまま残っていた自然薯の実(零余子)
5月にならないと咲かない桜の芽が小さく膨らんでいました。

古い古い桜の木。こんな処で次の命を育んでいました。

    
父が居た頃、裏山に掘っていた「いもあな」跡だと思います。他にも2か所ありました。里芋やサツマイモ類を保存していた記憶が有りますし、近所のtieおばさんの昔話にも「おじさんに芋を一緒に入れてもらようったよ。」と出てきますから。穴はもう半分以上埋まっていますが、父の仕事がまだ残っていました。

2010年1月30日土曜日

霜柱


柱の高さ 3㎝位はあるでしょうか。

冷え込んだ朝、といっても外気温-3.5℃。これよりもっと厳しい寒さを経験している私には、これ位の冷え込みで済んでやれやれです。とはいっても地面は凍てついていて、庭の眞砂土は今朝も霜柱で持ち上げられていました。
南の方からは、タンポポや福寿草の花の便りが聞こえてくるのですが、峠ではまだまだ先の画像になりそうです。

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竜の髭:藍色の実が最後は何所へ行くのか、熟しているのは何時なのか、私には定かではありませんが、皮の剥けた実を見たのも初めてでした。先端が3つに綺麗に裂けているのが珍しくて・・。
    

2010年1月29日金曜日

山椒と三つ葉

春の様な陽気に誘われて、今日の午後は久し振りの散歩。いつもなら雪に埋もれている時期なのに、今年はその雪も無いまま暦の上では間もなく寒も明けようとしています。

赤かった山椒の実が、取り残されたまま冬の枝で黒く光っていました。
実が落ちた後の殻をこうして太陽光線に透かして見ると、まるで掌をそうした時のように、赤く息づいているようです。今まで気づかなかったこんな小さな自然の美しさに、またまた出会いました
(上の写真2枚は22日に撮り置いたものです)
     
母屋の裏、山裾の土手には三つ葉の自生地が有ります。今日の散歩の折、もう芽が出ているのを何株も見つけました。こんなお天気ですから“さもありなん”とは思いますが・・。
台所の出窓では、お正月に食べた根三つ葉の残った根から、再びの新芽がガラスコップの中で伸びています。
    
余りにも暖かい日が続きましたが、節分を過ぎる頃から冬本来の寒さが戻るとか。今夜は満月が冴えわたっている中で、低温注意報がでています。
        

2010年1月23日土曜日

「かまくらファンタジー」

陽が落ちて、スノーランタンに灯が入ると、まさにファンタジー。
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朝少しだけ白くなった会場。陽が差すのと同時に雪は消えてしまいましたが、お天気は絶好の祭り日和でした。

会場風景

会場内には温かい食事のテント村もあって、冷えた体をアッタメルのには最高でした。おでん・しし鍋・山女の塩焼き・お饂飩などなど、地元の方たちの手作りのぬくもりも一緒に頂きました。          入り口近くでは「竹トンボ」作りのコーナー。 ここでは昔遊んだ大人も初めての子供も、皆夢中で竹を削って遊んでいました。

スタッフの方達が運ばれた雪の山。子供たちも かまくらとランタン作 

陽が落ちかけて松明にも点火

「かまくら」内部。大勢のご家族がここで記念写真をパチリ

沢山のスノーランタン


遠くから来て下さった皆さん、本当に有難うございました。 ご一緒に楽しいひと時を過ごせました。
    

2010年1月21日木曜日

「かまくらファンタジー」へお誘い

市の広報紙等への折り込みでご存じと思いますが、上記のように1月23日(土)に、市内右手地区にて「かまくらファンタジー」のイベントが有ります。
今年は例年に無く暖かい冬で、思うほどの雪は降りませんでしたが、当日の雪は何処かから運んでくるようです。いずれにしても雪で遊べますので、どうぞお子様もご一緒にいらっしゃいませんか。暖かい食事のテント村も準備されています。
  私もお手伝いで参加していますので、どうぞお声を掛けて下さい。
   

2010年1月20日水曜日

さくら草も。

大寒の今日は、3月下旬並みの気温だったとか。陽が落ちてから峠では早くも雨になりました。残っていた日蔭の雪もこれで消えてくれるでしょうか。
     

桜草
我が家で初めての冬を越す株です。ご近所のお花大好きのyaeko obasan が、掘り上げた株を新聞紙に包んで持ってきて下さいました。玄関の内で鉢植えにしたのですが、この暖かさです。もう花が咲きました、路地植えの物はまだ雪の下なのですが。
    

2010年1月19日火曜日

お花も日向ぼっこ(アブチロン・カランコエ)

明日は大寒だというのに、今日も春かと思える様なお天気。峠の上では珍しいことです。玄関の内に入れていた花鉢にも、水遣りの少しの間だけ日向ぼっこして貰いました。


上と左の写真は アブチロン(別名:チロリアンランプ・浮釣木)。
昨年の暮れ、大きな鉢植えを兄のお友達から頂きました。
蔓性の低木ですので支柱が必要です。ランプをぶら下げた様な花、赤い部分は萼で中から顔を出している黄色の部分がお花です。蕊は写真よりもまだ伸びてきます。
耐寒性が余りなくて、庭に植えていたものはここでは冬越しは無理でした。
    
      
こちらは カランコエ の八重咲き。一年中どれかの枝に花が咲いています。
     

2010年1月18日月曜日

今日の冬景色です。

久し振りの良い天気!風もなくて「先日の寒波は本当だったのかしら」、と思った位でした。
でも現実の事で、まだまだ雪は残っています。

乢の入り口(下の写真)から少し入れば、鉄柵に絡んだ蔓にはこんな春が。

その乢の入り口には、上から歩いて降りてきた動物の足跡が
ずーっと続いていました。

乢道でも日当たりの良い場所では雪が解けかけていて。

でも日蔭の畑にはまだたっぷりの雪がのこっています。

裏の小川、枯れ草に飛び散った水滴が凍りついたものは、
まだ凍ったままでした。

本当の寒さは旧暦のお正月頃といわれています。今日はまだ旧暦12月4日。例年になく少ない雪も、後1カ月の間にはもしや・・・。
心配していても仕方ありません、元気だそっと!
      

2010年1月15日金曜日

猫柳 (玄関内で) 

お正月前に川端の木から枝を貰ってきて活けていた猫柳が、玄関の内側で花芽を膨らませています。
もう綿毛がブラシの様になったもの、帽子が今にも取れそうなもの、やっと殻から出掛けたもの、外の木の上ではなかなか観察出来なかった芽吹きを、毎日楽しんで見る事が出来ました。
この小さな空間だけは春の様です。
   
   
今夜は少しばかり「寒」が遠のいた様です。ストーブの上で明日の昼食用のカレーを煮込みながら、PCに向かっています。昨夜とは大違いで、そう寒くはありません。
  

2010年1月14日木曜日

冬の庭先で ヤブランの実と紫陽花

低温注意報が出ていた今朝、外の最低気温ー6・5℃。初めての低温ではないけれど、この寒さはさすがに堪えてしまいます。それでも心配していた雪が降らなかったのは、出掛けるのには幸運でした。
  
教室から戻った午後も外は寒くて、とうとう炬燵の中で過ごしてしまいました。
という訳で、下の写真はお天気の良かった先日、庭先で撮ったものです。

ヤブランの実(2010.01.11撮影)
ほんの僅かですが黒くなったまん丸の実が残っていました。

紫陽花の枯花(2010.01.11撮影)
紫陽花は枯れた後も元の花の形がそのまま残って居るから面白いです。
    

2010年1月13日水曜日

アオキの実・低温注意報

車で南下する度に道端の山肌で気になっていた赤い色。今日の午後用事で出かけた折に、同乗者が居ないのを幸いと車を止めてカメラを向けてきました。花かな、と思っていたのは間違いで、自生のアオキの実でした。冬の風景の中での素敵な赤い色。
      
気温が全く上がらなかった今日、 午前中に降った少しばかりの雪も融けることはありませんでした。
外出先から帰ってきた時には、道路はもう凍り掛けていました。(写真)
     
今夜は低温注意報が出ています。この時間、北側に面した台所の出窓では、結露した内側の部分が白く凍り始めています。この後どれ位気温が下がるのでしょう。雪はまだ降っていません。
    

ニワナナカマドの芽

ニワナナカマドの芽
雪がまだ残っている中で、木々達は着々と春の準備を進めています。


「寒」の内にしては暖かい日が続いていたのに、どうやら本来の寒さが来そうです。寒波と大雪の予報が出ていますがどうなるのでしょうか。昨日までは左の写真のように道路は大丈夫でしたが・・。
朝起きてみると少しばかり白くなっています。明日からの教室、はたして朝無事に出掛けられるかどうか、と気を揉んでいます。

*昨夜頑張って投稿したのに、今朝起きてみると真っ白。何だか雪が降ったみたいで、頭の中は??・・。

2010年1月9日土曜日

万年青の実

今日は峠の上も、晴れ!屋根からは先日来の雪が落ちています。

この屋根の雪が又厄介物で、上から押し出された分が雨樋の下に巻き込む様に伸びてきます。今日のように暖かい日はそのまま落ちてくれますが、気温が低いと落ちきらない内に巻き込んだまま又凍ることに。これを繰り返していると最後には、雪止めの瓦も雨樋も凍った雪に押し出されて一緒に落ちてくる羽目に。先年の大雪の冬には、こんな被害にも遭いました。   


午後の陽が当たった栂の木。葉っぱの上の雪が融けて・・・。(カメラを向けてからも水滴を撮るタイミングがなかなか掴めなくて。 )

母屋の門屋の軒先で、雪を避ける様に付いていた万年青の実です。周りがまだ白い中で、この赤色が目立っていました。
      

2010年1月8日金曜日

雪景色 (着雪の朝)

昨日は雪掻きに追われた一日でした。この冬初めての仕事でしたが、今日は体の節々が小さな悲鳴を上げています。東北や北陸地方では、あの2006年の豪雪を超える積雪を見ている所もあるとか、それを考えると贅沢は言えません。
昨夜は着雪注意報が出ていたようですが、大したこともなく済みました。それでも母をデイサービスに送って行くのに車庫前の重い雪を除けるだけで一仕事でした。

雪に覆われた景色は、「白色ではなくグレーの世界に見える。」と、先日テレビの中で誰かのコメントにあったような気がするのですが、本当にそうだと思えた今朝の景色です。雑木に着雪した様はまさに墨絵のように綺麗でした。


凍てついた朝とは違って、冷たいのにほわっとしています。
川端の李の木にも、余すところなく雪が付いていました。
                            
                       
                  
                                  
                         
着雪は本当は怖いです。何年か前に走電線が雪の重みで切れて停電したことがあります。真冬の停電は悲惨なものでした。
今朝位で済めば「絵」のようです。

2010年1月6日水曜日

寒の入りで 寒い朝

昨日5日は二十四節季の小寒。寒の入りと共に今朝は厳しい寒さがやって来ました。外に出てみると、周りの景色全てが息をひそめてでもいるかのような、凛とした静けさでした。
そんな中の庭木達、昨日朝の雪をまだ載せたままの物もあったりして。

切り戻しをし忘れた山あじさいの枝

お砂糖を塗した様な南天の実

枯れた槿の実

これは霧島躑躅の枝葉   


    
暮れから何だかアクシデントが続きました。初詣も厄除も、信心というものにここ数年ご無沙汰をしている所為かも知れません。と言いながらも何所にも行かず、家事だけで松の内が終わりそうです。
あすの七草が終われば、教室の宿題を済ませられるかしら。  
     
今夜は雪の予報。明日の朝が心配ですが、銀世界も捨てたものではありません。
       

2010年1月1日金曜日

2010年 スタートです。

明けましておめでとうございます。

2010年は雪化粧の中で明けました。昨夜から心配していましたが2cm程の積雪で済んで、やれやれの元日を過ごす事ができました。

朝のお雑煮をいただく時の祝い箸。今年は母のお手製の箸袋です。デイサービスで習ってきてから、暮れの内に作ってくれました。千代紙が足りないところはお菓子の包装紙を利用しています。出来上がった袋の表には、この後それぞれの名前が書き込まれました。余分は当てもない泊り客の分です。   今年もいい一年が送れますように。