2009年11月30日月曜日

秋明菊の旅立ち


11月最後の日は、霜が降りて寒い朝となりました。いよいよ冬に突入してしまうのでしょうか。
上の写真、雪の所為では有りません。秋明菊の種です。でも風が吹くとまるで雪が舞っているように白いものが飛び立って行きます。
                       
どこかで又新しい命が芽生えますように。

           
稲刈りでお世話になっているM農園さんから、もみ殻を貰ってきました。畑と植え木の根元に防寒対策で入れてやる心算です。
家の周りの冬支度はまだまだ、これから本気で頑張らなくては。

2009年11月29日日曜日

冬支度 その1

ここ峠の県道では積雪時に備えて、スノーポールの取り付け作業が既に終わっています。
11月26日付山陽新聞作州ワイド版の頁に掲載されていた「蒜山地域で冬支度」の記事にもありましたが、県北の各地で今月末完了を目指して作業が進められているようです。
このポール、積雪時には路肩の目印となって、雪の多いここではとても大切なものです。やがて頼りになる除雪車が、このポールを目印に除雪作業をする日が来るでしょう。
        
 雪柳の花:11/26撮影
この時期にしては思いもよらない花が 、あちこちで咲いているそうです。我が家の庭でも同じく、紅葉した葉の中で 雪柳 が咲いています。
        

2009年11月27日金曜日

ヘクソカズラの実


晩秋の色の一つ、ヘクソカズラの実。他の草や木に巻きついてのびた蔓(写真はアセビの木に巻き付いた蔓)にたくさんの黄褐色の実が付いています。*紅白の可愛い花は7月頃から秋に入る頃まで。
漢字名・屁糞蔓はちょっと可哀想ですが、揉んだりすると臭気がある事から付いた名前だそうです。花の形から来た別名の早乙女蔓の方が可愛くて良いと思えるのですが   
       
ここ何日間かの気温は11月の終わりとは思えないほどで、外仕事にも楽な日和でした。
今日は忘れない内にと、10月に頂いた山芍薬の実を土に埋めました。一冬を越して来春には無事に芽吹きが有ることを期待して。

2009年11月26日木曜日

ツルリンドウの実


リンドウの仲間で唯一実を付ける ツルリンドウ(蔓竜胆)、私の憧れの実の一つです。紫紅色のちょっと長めの球形の実が、枯れた花弁の中から飛び出すように付いています。名前に「蔓」と付く通り他の植物に絡んで延びていました。
U乢の林道脇で見付けました。                             
            
          
      
            
   
林道脇から山の斜面を下りると、子供の頃の記憶も蘇ります。昔の木馬道(きんまみち)もそれと判る形で残っていました(下の写真)。林の中には右の写真の様な景色も有ったりして。





今日の山歩きは兄の後をくっついて、でした。

2009年11月25日水曜日

ムラサキシキブの実



昨日の朝は裏の流しに薄氷が張ったというのに、今日は又嘘のようなポカポカ陽気。
一昨日野菜を届けに来てくれた姉夫婦。山に入った義兄がムラサキシキブの自生地を見つけてきてくれたので、陽気に誘われて私達も乢を越して次の谷に入ってみました。5~6本の木が目立つでもなく、それでいてたくさんの実を付けて晩秋の山裾に立っていました。園芸種と違って実は淡い紫色のようで。

乢越えの頂上付近、葉の落ちた木立の隙間からの眺めです。
  

2009年11月24日火曜日

お別れと冬苺の実

親友のお母様が逝かれました。、お一人暮らしだと聞いていたのに自分の事だけに感けて、お訪ねしてみることもしないでいたのが悔やまれます。車で走ればほんの40分もあれば行けたのに、です。
今日、最後のお別れに行ってきました。若い頃と変わらぬお顔の傍に、お詫びの気持ちも込めてお花をそっと置かせて頂きました。

何だか父を想い出して、帰宅してから母屋の裏山の尾根近くまで上がってきました。子供の頃父に連れられて薪を取りによく登ったところです。雑木も今は減っていますが、歩いた道は何とか残っていました。

足元にあった冬苺の実です。茎の先は何かに食べられているのでしょうか、でも残った部分に着いた実の赤い色が、目にも心にも焼きついています。

  

2009年11月21日土曜日

さをり織り展と西原ダム

昨日の午後、山の駅で 開催中のさをり織り展を観に行きました。始めて一年足らずという生徒さんの作品も、そうとは思えない程の作品ばかりで、先生に案内して頂きながら感心して見てきました。

展示会の帰り道、奈義町西原にある「西原ダム」に寄って見ました。

ここも既に紅葉の盛りは過ぎて、人気のないダム湖畔はひっそりと静かでした。何年か前に訪れた時は丁度良い時期だったので、綺麗な紅葉が湖面に映えてそれは見事な景色だったのですが・・。残念でした。






2009年11月19日木曜日

畑の紅葉

今日は少し寒さが遠のいてくれたお陰で、遅れていた畑の片付けにエイヤッと手を付けることが出来ました。が、遅々として進みません。遊びながらの仕事になってしまいます。
夏野菜のマルチ穴後でイヌタデの葉が紅葉しています。もっと真っ赤な色だったのですが、これも終わりの時期がきてしまったようです。

一週間程前のこと、ドウダンの枝の茂みの中に蜂の巣を見つけました。既に巣は空らしく蜂の出入りはみられません。
巣の模様がキイロスズメバチのものより大きいので調べてみました。コガタスズメバチの巣と良く似てはいるのですが・・・どうでしょうか?
          
どなたかお判りになる方、教えて下さいませんか。

2009年11月18日水曜日

石楠花の蕾

昨日からの冷たい雨に、今朝は白いものが混じって落ちてくる程に冷え込みました。ついに季節は冬の入り口に来てしまったようです。
そんな中、母屋の裏の石楠花の蕾は、来年の春の為の蕾をしっかりと蓄えています。花が咲くまではまだまだ5カ月もあるというのに。そういえば葉を落とした周りの木々にも、来年の新芽が小さく準備を始めています。

昨日県民局に、先日の雉のリングを届けに行ってきました。
被害に遭った雉は生後120日で、10月27日に放たれたばかりの幼い命でした。人の手で育てられた幼鳥には、まだ野生として生き延びる術は身に付いてはいないでしょう。しかも放鳥場所は近くの鳥獣保護区内とのことですから、いくらも移動してはいません。
 雉の亡骸は、リングを外した後でmamosanが山に埋めてきてくれました。

2009年11月17日火曜日

ヒヨドリジョウゴの実


母屋の裏、山裾の草木が枯れていく中でこの赤い実が一際目立っていました。透き通るような小さな球形の実が、ここに在ることの主張ででもあるかのように光っているのは、ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の実です。この赤い実をヒヨドリが好んで食べることから来た名前のようですが、実際は全部食べられることもなく冬を迎えます。
有毒植物で、実の部分には、ジャガイモの芽に含まれるのと同じソラニンという毒素が有るそうですから、小鳥たちも敬遠するのでしょうか。

2009年11月14日土曜日

命のバトル


ここにも命のバトルが有りました。

今日お昼過ぎ、裏庭の川渕でカラスとトンビの鳴き声が激しいので覗いてみました。害獣除けのネットの傍でトンビが何かを抱えて、頭上を旋回するカラスを威嚇しているのでした。最初はトンビがネットに引っ掛かったのかしら、これは困ったな、と思ったのですがそうでは無かったようで、mamosanと二人で出て行くと、トンビは獲物を残して川向うの山の上に飛び去りました。カラスもその後を追うように飛んで行きました。

残されたのは、息絶えた幼い雉の雄でした。足には「岡山」の文字の入ったリングが。県のどこかの機関で放鳥されたものに違い有りません。県民局に処理の相談をしましたが今日は休日、日直の方が担当者に連絡して下さって、「リングだけ外して、後は申し訳有りませんがどこかに埋めてやって下さい。」とのご返事でした。リングは県民局に届けてほしいとも。

詳しい事は聞きませんでしたが、放鳥した個体が何処まで飛んでいくのか観察しておられるようです。

人目に触れないところなら、幼いこの鳥も猛禽類の餌食になって(既に餌食にはなっていたのですが)、研究の対象から外れてしまっていたことでしょう。

2009年11月13日金曜日

keiちゃん家のイチョウ

昨日の夕方近所に用事が有って出掛けた折に写してきました。kei ちゃん宅の庭の イチョウ です。keiちゃんは1年先輩の幼なじみ、小・中学校では科目によっては複式学級で一緒に学んだこともあり、半分は同級生みたいな仲です。今は遠くに住んでいるので、時折家の管理に帰って来たときに会うくらい。留守宅の庭で静かに季節を迎えているこの木を、画像に収めてきました。今度会ったら渡してあげたくて。

外は雨になっています。寒くならなければ良いのですが。

2009年11月12日木曜日

どんぐり

        ↑  秋もおわりそうな近くのU乢の道
                       ↓ 落ちていたドングリ
昨夜は雨の後で強い風が吹きました。向こうの谷へ越す乢道には、紅葉した山の上から枯れ葉だけではなくてドングリがたくさん落ちていました。歩いていると、長靴を通してドングリを踏んでしまうのがわかる程でした。何種類かの木の実でどれが何の木から落ちてきたのか、私には判りません。 落ちたドングリの中には、既に芽の出掛けているものもあったりして、つい拾ってしまいました。何の木が芽吹くのか、畑の岸にでも蒔いてみます。

2009年11月11日水曜日

フジバカマの花

この頃は、このフジバカマ(藤袴)も自生の花にはなかなか出会え無くなりました。先日、地区の行事案内を持参したお宅で、庭先にこの花が咲いているのを見掛けて写真を撮らせて貰いました。秋の七草の一つです。    

月初から続いた用事も今日で一段落、久し振りの更新です。
外は夕方から風が強く吹いていて、これでは又一気に寒さが戻ってきそうです。
明日は玉葱の苗を植える予定です、朝方までにはお天気が回復していますように・・。

2009年11月4日水曜日

アシタバの花


何年か前に畑の隅に植えていた アシタバ の花です。冬の寒さに耐えられなくて枯れてしまったものもある中で、この株だけが何度目かの冬を迎えようとしています。急に来た昨日の雪と今朝の大霜にも、驚くことなく元気でいました。耐寒性が出来たのでしょう、この春芽を出した小さな株も元気です。
     
ここ二日間の寒さも緩んで、平年並みの気温に戻りつつあります。今日は少し早いかな、とは思ったのですが大根の酢漬けの一回目を漬けました。
10kgの大根は裏の川で泥を落としてから井戸水で本洗い。ゴム手袋を通して感じる川の水の冷たさは未だ本格的ではなく、それでも井戸水に移るとホッとする温かさが救いとなる、そんな水仕事でした。
畑の大根はもう少し先、霜に充分当ってから、我が家の保存用と一緒に姉達の分も漬けることにします。

2009年11月3日火曜日

峠の初雪

                                                             11月は寒いスタートでしたが心配していた通り、朝起きた時には昨日からの雨が白いものを連れてきていました。うっすらと白くなった山頂付近では紅葉との対比が美しいといえばその通りなのですが、峠には早々と冬がやって来てしまったと云う厳しい感の方が強い朝でした。


裏の畑の畝の間に入れた枯れ草の上 にも勿論、白いものが残っていました。  
    
    


昨日は、母といつもの病院へ季節性インフルエンザのワクチンを投与してもらいに行ってきました。今年はワクチンの絶対数が少なく、投与を受けられる人数にも限りがあるそうです。幸いにも高齢の母は投与を受ける事が出来ましたが、私はまたどこか医療機関を探さねばなりません。
新型に及んでは全員がワクチン接種を受けられるのは到底不可能なようですし、近くまできていると聞いてもいます。これでは自分で予防に努めることしか防ぎようはなさそうです。国のしっかりとした対応を望みます。

2009年11月1日日曜日

秋模様とソヨゴの実

11月のスタートも又雨。列島北の方からは早くも雪の映像が流れてきました。やっと色付いてきた周りの山に秋の深まりを感じていますが、此処もやがて白いものが舞い降りてくるのでしょう。
写真は自宅の庭から写した山模様です。雨が降り出す前なので暗い感じになってしまいました。

朝から山に入っていた兄が、赤い実の付いた枝を手折って来てくれました。小さくて可愛い赤い実がサクランボのようにぶら下がっています。
この木の名前、フクラシバと聞きました。
正式名称はソヨゴ、フクラシバは別名、漢字名:冬青、常緑広葉樹で庭木としても好まれている木、だそうです。樹木には弱いので早速図鑑をめくって勉強しました。