2010年8月31日火曜日

ルリヤナギの花


8月最後の朝6時、写真は我が家から奥への風景です。夜明けの時間はすこしづつ遅くなってるような気がします。
昨日の夕立ち、しかも夜になってから又2度目の土砂降りが来たりして、今朝はその所為か、外に出て見れば水分の多い空気が重く纏いつく様な感じでした。



そんな朝の天気もお昼前にはすっかり晴れて、秋の様な風が吹きわたりました。
私の好きな ルリヤナギ の花も青空の下で揺れています。この花、昨年は7月に投稿していますから、今年はお花の時期が微妙にずれているんでしょうか。


     下2枚・ルリヤナギの写真は8/29に撮影したものです。


2010年8月28日土曜日

アシダンセラの花


生協で購入したまま忘れていた球根を、6月に入ってから畑の隅に植えました。花の名前も併せて忘れており、グラジオラスだったかしら、等と思っていたらやっと写真の様な花が咲きました。
   
アシダンセラ (学名Acidanthera bicolor)
  
と言うそうです。葉はグラジオラスに似ていますが、花姿はそれよりずっと華奢な感じです。6枚の花弁の内上部の1枚が俯いているのも何だか清楚で、「私の好きな花」の仲間に加わりました。
耐寒性は無いそうですから、葉が枯れたら球根を掘り上げて来年に備えたいと思います。
  *アシダンセラについては上記の下線部分をクリックして見て下さい。
                           
    

2010年8月25日水曜日

ブラックベリー

連日の猛暑にはいささか閉口しています。なのにこの先も当分は暑い日が続くとか・・。





裏庭に植えたブラックベリー、今年はどうにか元気で小さな枝に沢山の実を付けました。沢山とはいっても、幼木の内に何度か雪に負けてしまった木はまだ小さくて、熟れた実は少しづつ順に採り置きです。
一度に採れるのは、ほんの片手にのるほどの量(一番上の写真。8/15撮影)。採って来たら序に冷凍して貯めています。
実が終わる頃にはジャムが作れるくらいの量にはなると思うのですが。

2・3枚目の写真。8/12撮影


                            6/21撮影
ブラックベリーの花。花期は5~6月頃。我が家の品種はピンクの花が咲く種類。蔓性です。



2010年8月22日日曜日

草紫陽花の花

涼しい朝の内に気になっていたクサアジサイ(草紫陽花)の花を撮りに行こうと思いながら、時期を逃していました。一昨日の朝覗いてみたら、案の定 花は終わりかけていて残念。又別の何所かで出会えるでしょう。

湿った谷の入り口、山裾の大きく繁った夏草の中でひっそりと咲いていました。
和名は花が紫陽花に似ている事から付いたそうです。
 
クサアジサイ:ユキノシタ科の多年草
 

2010年8月17日火曜日

コバノフユイチゴ

まだまだ暑さが続くという天気予報を聞けば、尚の事気分も萎えてしまいそうです。
仏様を送った日、暫くぶりでお墓の上の方に歩いてみました。7月24日にはまだ疎らにしか実が付いていなかった苺は、もうすっかり実を落としていました。動物の餌になってしまったのかも知れません。

この時期の赤い実ですが、名前はコバノフユイチゴ(小葉の冬苺)です。葉が丸い事からマルバフユイチゴの別名も有るそうです。

コバノフユイチゴ (Rubus pectinellus), バラ科キイチゴ属
赤く熟した実は食べられるようですが、口に入れて見た事は有りません。        
実は7~8月頃。(写真は7/24撮影)
 
2cm位の白い五弁の花が咲きます。花は5~6月頃。(写真は6/23撮影)

時折に撮り置いた写真です。

蔓性の植物、杉林の下で細い蔓を蔓延らせていました。葉は常緑で、小低木 に分類されるそうです。

2010年8月13日金曜日

母の朝顔 ・ オニユリとクロアゲハ

デイサービスから戻って来た母の袋の中から出て来ました。先週から手掛けていた朝顔の造花です。

手先の不自由な母がこうして作品を仕上げられるのも、下準備やお世話をして下さるスタッフの皆さんのお陰だと感謝しています。季節の風物詩を貼り絵や折り紙で表現したり、時には筆を持つ事も有ったりして、楽しい作品が幾つか溜まりました。

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 オニユリの花にクロアゲハが頻繁に来ています。

 このオニユリ、昨年は1本だけでしたが、葉腋に出来た珠芽(左の写真)が落ちて増え、今年は数本に花が咲きました。
 
良く似たコオニユリとの見分け方は、この珠芽が有るかどうかで見るのだそうです。
どちらも鱗茎は食用(百合根)となります。

2010年8月9日月曜日

河原撫子の花

峠の上から  残暑お見舞い申し上げます。

暦の上ではもう立秋・・。今年は殊の他暑い夏で、峠の上でも真夏日が何日も続きましたが、ここ2~3日は少しばかり凌ぎやすいでしょうか。夜もこの時間になると、窓から入って来る風は心地よくて、時にはヒンヤリしたりもします。
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                                 8/26撮影

                                 7/23撮影

今年も庭先で河原撫子の花が咲きました。物置を作る時に花壇を少し潰したので移植しましたが、猫柳の木の下で以前にも増して元気です。
ナデシコ科の多年草。花は5弁で、弁の先が細かく裂けているのが特徴です。

                    
    

2010年8月4日水曜日

チダケサシの花

峠の上でも毎日が真夏日。こんなに暑い日が続くのは、矢張り異常気象なのでしょうか。
元気が戻って、遅れていた外仕事をぼつぼつとこなしていますが、大きくなった田圃の草には閉口しています。そろそろ穂が出掛けているので急がねばなりませんが何せこの暑さです、一日の稼働時間はほんの僅かしか有りません。

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チダケサシ(乳茸挿)の花です。ユキノシタ科の植物で、湿り気の有る所に多く生えています。下の写真は、近くの溝端に群生しているもの。(7・24撮影)

細長く伸びた花茎は分枝して、小さな淡紅色の花が円錐花序を作っています。花茎は背が高くなるので、遠くからでもその在りかが分かります。
乳茸挿と言う名前の由来は、食用キノコの乳茸(乳蕈)をこの長い花茎に挿して持って帰ることから、だそうです。

一つ一つの花は4~5㎜の五弁なのですが、この写真からは判別し難いかも知れません。


この写真は園芸種。お店で「アスチルベ」と名札が付いたもの(チダケサシの学名:Astilbe microphylla )を買ってきて庭に植えたものです。自生の物より少し白っぽい花色。(6/21撮影)