峠の上でも毎日が真夏日。こんなに暑い日が続くのは、矢張り異常気象なのでしょうか。
元気が戻って、遅れていた外仕事をぼつぼつとこなしていますが、大きくなった田圃の草には閉口しています。そろそろ穂が出掛けているので急がねばなりませんが何せこの暑さです、一日の稼働時間はほんの僅かしか有りません。
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チダケサシ(乳茸挿)の花です。ユキノシタ科の植物で、湿り気の有る所に多く生えています。下の写真は、近くの溝端に群生しているもの。(7・24撮影)

細長く伸びた花茎は分枝して、小さな淡紅色の花が円錐花序を作っています。花茎は背が高くなるので、遠くからでもその在りかが分かります。
乳茸挿と言う名前の由来は、
食用キノコの乳茸(乳蕈)をこの長い花茎に挿して持って帰ることから、だそうです。

一つ一つの花は4~5㎜の五弁なのですが、この写真からは判別し難いかも知れません。

この写真は園芸種。お店で「アスチルベ」と名札が付いたもの(チダケサシの学名:Astilbe microphylla )を買ってきて庭に植えたものです。自生の物より少し白っぽい花色。(6/21撮影)