2009年4月30日木曜日

勿忘草(忘れな草)の花

こぼれ種で増え、まるで「忘れないでね!」とばかりに、あちらこちらで花を付けた勿忘草(忘れな草)です。ブルー、ピンク、白の3色が適当に混在して咲いています。風に揺れる様は、名前の由来を知って尚一層、可憐に思えるのですが・・。
月めくりカレンダーの4枚目をめくりました。1年の1/3が終わる今日、姉夫婦が草餅を搗く為の準備万端を整えて来てくれました。何処にも出掛けないでいる母に、イベントの出前プレゼント。台所に糯米を蒸す香りが漂うなか、姉と二人で楽しんでいるのを、椅子に腰かけたままの母も楽しんでくれたようです。ありがとう!

昨日は兄の手伝い。二番鍬の前に田圃に肥料を撒く作業。歩きながら決められた量を加減しながら撒くのはなかなか難しくて、今までは手伝わせて貰えませんでした。今年は最後にほんの僅か、それでも40㎏を撒きました。
今日は、二番鍬の後水を入れた田圃に、再度トラクターが入りました。

2009年4月29日水曜日

一輪草の花

ここのところ寒い(本当に寒いのです)日が続いて、気温が1℃、2℃という思いがけない朝があったりして、折角の春が隠れてしまいました。とはいっても、植物は季節の営みを着々と進めています。
一輪草も春の寒さの中で開きました。群生とまではいかなくても、それでも4~50本は咲いていた場所があったのですが、今年は20本程に減ってしまいました。近年の山野草ブームの精でしょうか?それとも猪?鹿?の精?所々に穴があったりして・・。

野の花は在るがままにして、風情があると思うのですが。


ちょっと近くへでも出掛ける時には、ポケットの中にデジタルカメラが入るようになりました。お陰でこんな場面にも遭遇、こちらには目もくれず一心に蜜を吸っていました。花はショウジョウバカマです。
但し技術の方は一向に上達しません。 

2009年4月26日日曜日

ワイルドストロベリーの花

一株を貰ってきて庭の隅に植えたワイルドストロベリーが、今では銀杯草の叢にまでランナーを伸ばして、増えてしまいました。栄養が足りないので小さい実しか付きません。庭の草取りをしながらこの赤い実をちょっと摘んで食べます、甘くはありませんが。

午後6時の外気温6℃。昨日からの雨は今日も一日中降り続き、まるで冬に逆戻りしたような寒い一日でした。畑仕事も出来ないので、買い物がてら車で峠越え。今を盛りと咲いているこちら側の山躑躅は、向こう側に下ると山道には見えず、林の下にある植物も何か違っていて面白いです。


2009年4月25日土曜日

苗代準備・草苺の花

今日は一日中の雨でした。後入れの籾も順調に発芽しており、雨の中での苗出しとなりました。


育苗機の中で発芽。根は下の芽の中に下りています。









苗床に出しました。まだ芽は黄色です。
奥のトンネルの済んだ床は、先に育苗機に入れた分で、22日に出してありました。






トンネル完了。
苗が緑になるのは直のことですが、田植えが出来るようになるまでは20日間余りかかります。、



                        
                                                草苺の花 
道端の草むらに白い花が揺らぐのが気になっていました。
地面を這うように伸びて根を下ろし、その先に花を付けていますが、茎には棘がありました。クサイチゴ(草苺)だと思うのですが。

2009年4月23日木曜日

山あいの春・ムラサキケマンの花

山あいの春の中、トラクターがあちこちで動きだし、田圃にも水が入りました。里よりも田植えが早いのです。

「もう蕨が出てるよ。」近所の人に教えられて、毎年のいつもの場所に出かけてみました。一春食べるだけは採れていたのに、土質が変わりつつあるのかここ近年その量が減ってきたように思われます。
空に近い籠をぶら下げての帰り道、ムラサキケマンの花に出会いました。キケマン類の種が蟻の好物だとは・・。

2009年4月18日土曜日

籾蒔き・黒文字の花

本日籾蒔き。

籾は芽出し機の中で一昼夜、写真のように芽を出しています。予定が延びた分、発芽した籾はそのまま水に浸けてありました。        





水を含んだ苗箱は重いです。







落下量の調節が微妙な加減で、私には難しいです。







 
根と芽が延びるまで中3日位?

今日は半分を。残り半分は今日の分の苗出しが終わってから育苗機へ入れることになります。







       

          クロモジ(黒文字)の花

峠のてっぺん、県道脇の林で見付けました。和菓子を頂くときに使う楊枝、あの「くろもじ」の材料となる木です。

2009年4月17日金曜日

峠の山桜・ショウジョウバカマの花


県境を越えるのに、子供の頃はこの峠を徒歩で越えていました。今はここを越える人もなく、途中までは山仕事に入る人が軽トラを乗り入れる位で、この少し先で道が消えています。
峠の途中、普段は人目に触れることもない谷間に、山桜の木が凛と立ち、今が満開でした。お昼前、勇気を出して一人でこの谷に入ってみたのでしたが、昔蕨を採りに行った草刈山は、杉と雑木に覆われていました。
何時までも同じ形である訳もありません。

                                    谷間の山桜
                                                                                                                                                    ショウジョウバカマの花      

半日陰で湿り気のある土手や石垣の間から顔をだしています。
漢字では「猩々袴」と書くそうですが、我が家の近くでは猩々に匹敵するような赤色は見当たりません。
写真の他にも、花色の異なるものが咲くのですが、今日は見つけられませんでした。












2009年4月15日水曜日

籾蒔準備・石楠花の花


籾は水から引き揚げて、通称「芽だし器」の中に新しい水で浸けました。中央のポンプで中の水が循環しています。水温はぬるま湯程度、大体一昼夜で芽を切るようです。明日の午後には、先日土を入れた
苗箱に蒔きます。私が手伝うのは明日の作業です。

 
苗代にも水が入りました。
           
     
     
     
                            
         石楠花の花
雨の上がった後は、本当に花粉や埃が洗い流されて、山の色が一段と冴えています。山桜のピンク、山吹の黄色、辛夷の白、そして雑木の若芽の萌黄色・・、峠の上もやっと春になりました。
写真は母屋裏の石楠花です。雪で傷んだ枝を落としたので、花数は随分と少なくなりました。

2009年4月14日火曜日

峠の雨・翁草の花


本当に久し振りの雨となりました。これで先日来飛散していた花粉も洗い流されたでしょう。辛夷があちこちの山で白い花を開きました。雨の中を出掛ける途中、ほんのりと浮かぶ花が素敵で写真を撮りましたが、うまく伝わるかどうか・・。
現在デジカメ撮影の勉強中です。
ここへ住み始めてすぐ、一株だけ購入して定植した翁草です。株分けをして少しづつ増えて来ていたのですが、この春は元の株が消えて?しまいました。ながい毛の付いた種が風に飛ばされて行って、何処かで新しい花を咲かせていると信じて、諦めます。

2009年4月12日日曜日

苗箱準備・ヒュウガミズキ(日向水木)の花

今日は煙がたなびくように、花粉(ヒノキ?)が飛んでいきました。車も、向かいの家のトタン屋根も、白く汚れた程です。物干し竿を拭いたら、雑巾が黄色になりました。
                    
       (苗箱準備)                                                               
苗床の準備も出来ました。次は籾を蒔く準備。今日は苗箱に土を入れるところまでです。底に新聞紙を敷いてから土を入れます。(新聞紙を使うのは、底穴から土がこぼれないようにするためで、根は伸びても紙を通過してくれます。)最後に凹凸の無いように専用の板で均して下準備終了。

ヒュウガミズキの幼木に花が付きました。3年目の木ですが、なかなか成長しなくて高さは50㎝にも達しません。茶花図鑑には花の咲く様を「・・・人の見ぬ間にこびとたちが来て、そっと豆電球をつけていったように思えて、心がなごむ。・・・」と紹介されています。

2009年4月11日土曜日

ヤマエンゴサクの花

4月初めの雪がまるで嘘のような天気。ここ連日峠でも気温が25℃近くまで上昇しました。とにかくいきなりの暑さ!です。体が慣れない精もあって、どっと疲れが出る始末。
そんなとき、姉が自宅の畑で咲いたチューリップをたくさん持って来てくれました。気分も部屋もパッと明るくなって、何だか元気が出たみたいです。母の部屋と居間とに分けて生けました。


写真はヤマエンゴサクの花。林の縁の日当りのいいところに群れて咲いていました。2㎝程の細長い筒状の花で、風になびくさまは可憐です。



2009年4月9日木曜日

山葵の花


山からの清水を引いている水辺に自生している山葵です。花は白い十字花で、茎の頂にたくさん付くのですがここでは数が少ないです。柔らかい葉茎で作る「山葵の粕漬け」は美味で、温かいご飯にのっけて食べるのが好きです。ツンとくる辛味がなんとも言えません。ただ野生の山葵は根を食べることはあまりしません。

毎年義兄が作ってくれますが、今年はまだです。

2009年4月8日水曜日

お花見に。


陽気に誘われて、 智頭町(鳥取県)・智頭駅近くのR373千代川沿いの土手に咲く桜ソメイヨシノ)を見て来ました。1.3kmに及ぶ180本の桜並木、今日は満開に近く見事な花でした。土手を歩くと根が可哀想な気がして、川原(歩き易くなっていました)に下りての観桜となりました。川の流れもきれいで両方得した気持ちです。このお天気だと週末には桜吹雪かも?無料駐車場が国道を挟んだ向こう側に。
 
先日玄関先に投げ入れしていた梅の花が、満開になりました。屋内に生けた花は既に葉と入れ替わりました。     

2009年4月7日火曜日

苗代準備、野生のアサツキ

いいお天気続きです。今日の農作業には暑さが堪えました。水稲の苗床作りです。床の上の土は溝を切って上げた土ですが、これを砕いて均し、ここに苗箱を並べます。今日の作業は写真のところまでで終了。この後の作業については、順次その日の内にここに書けるといいのですが。等と一人前みたいに言っていますが、米作りは兄の手伝いに過ぎません、あしからず。(籾は現在水に浸けてあります。)

野生のアサツキは薬味に重宝します。今日のように暑くなると、昼食の一品は湯葉豆腐(智頭から定期で届きます)の冷奴で、薬味用に少し刈ってきます。花が咲いたらまたご紹介します。
球根を掘り上げることもしないで植えっぱなしのチオノドクサの花。土も痩せているのか花がだんだん小さくなっていくようです。

2009年4月4日土曜日

馬酔木の花

一日中雨。晴耕雨読ではなく晴耕雨休の日となってしまいました。気の張る用事が二日ばかり続いた精もあるのですが。


昨日はその用事に出かける前に、家の向かいにある馬酔木の花を見に行きました。今が満開です。

庭の多年草が芽を吹きかけました。忘れていた処に芽を見付けたり、鳥たちが運んでくれた種やこぼれ種からはえていたり、と探して回るのも楽しいものです。ただ草と間違えて抜いてしまうこともしょっちゅうですが。花が咲いて初めてその存在を知ることも有ります。これは野草もしかり、です。

2009年4月2日木曜日

4月の雪

昨日の朝も雪が。夜から又降った雪が今朝は5㎝をゆうに超えていました。写真は午後3時頃裏の川端を写したのものですが、日陰にはまだ残っています。4月の雪は、まあ、珍しいことです。

一昨日起こした畑です。夏野菜が収穫出来るようになるまで、手間と時間がまだまだ必要です。

   
いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓 」 
        (講談社 MouRaの本)
 
  この間から欲しいと思っていた本を生協のカタログで見つけたので、早速購入しました。
 京都の山奥で暮らしておられる初老のご夫婦の食卓模様かな?と思っていましたが、何の何の素敵な食生活と暮らしぶり。しかもお二人のブログからこの本が出来た事を、初めて知りました。
       http://sesenta.exblog.jp/