2010年9月29日水曜日

介護者の集いへ

今日は朝から抜ける様な青空です。朝晩の冷え込みはすっかり秋の様相になってしまいました。

雨に降られて此処では最後になっていた稲刈りは、次の雨が降り出す前の一昨日の午前中で、やっと終わりました。やれやれと云ったところです。
   

昨日は恒例の「介護者の集い」へ。今回は市内全域合同の会。年に数回しかお会いしない皆さんですが、お互いの無事を確認したり、近況をお喋りしたり、と賑やかで楽しい時間を過ごしてきました。
今回は介護方法の説明が主で、包括支援センター職員の皆さんによる寸劇で、実演を交えての説明を頂きました。顔見知りの職員さんの熱演に、皆さんからは大拍手。

「水戸黄門・介護の旅」と題された寸劇は、水戸黄門様が旅の途中で怪我。助さん・格さんが馴れない介護に携わるのですがなかなか巧く行かず・・。そこで職員さんが、介護する人もされる人もお互いに負担の掛からない楽な方法を教えて下さる、という実演付きのものでした。

高齢者福祉課長さんのお話によりますと、 美作市の総人口約31,000人、内65歳以上の人口が35.24%の11,000人。又その内の60%が独居か高齢者のみの世帯、だそうです。
こんな実情の中でご自宅での老々介護は本当に大変だと思います。でも皆さん明るいお顔で頑張っておられて、私は何時も励まされて帰って来るのです。


2010年9月22日水曜日

ミゾソバの花

やっと涼しくなったと思ったのも束の間、ここ2~3日はまた暑さが戻ってしまいました。でも後ちょっとの辛抱だ、と自分に言い聞かせています。

昨日の朝、何日振りかのぶらぶら歩き。朝の花達は露を含んで綺麗です。
   
 ミゾソバ(溝蕎麦)の花 (タデ科の一年草) です。

水路など水辺に群がって咲いています。蕎麦に似た花が咲く事から付いた名前の様ですが、ホントに小さな蕎麦畑の様です。
茎には棘が有りますが、そんなに痛くは有りません。枝先に5㎜位の小さな花が10数個集まって咲きます。祖父がこの花を「ウシノヒタイ」と呼んでいたと聞きましたが、葉の形からこう呼ぶ所もあるそうですから、間違ってはいなかったのでしょう。
   


2010年9月17日金曜日

茗荷と藪豆

綺麗な秋空が高く広がっています。畑に出れば少しは汗をかくものの、あの真夏の暑さは、どうやら行ってしまったようです。

お盆を過ぎた頃からボツボツと出掛けていた茗荷。ちょっと覗かないでいたらこんなに花が咲いてしまいました。味は落ちるといいますが、採りたてを刻んだ時の香りが大好きで、今は毎回の食事に欠かせません。我が家のは秋茗荷で、真夏のお素麺の薬味には間に合いませんが。


昔から、「茗荷を食べると物忘れをする」と言われていますが、科学的な根拠は何も無いようです。
(下線部をクリックして見て下さい)
 
    
こちらは ヤブマメ(薮豆) 学名 Amphicarpaea edgeworthii var. japonica マメ科一年草。

畑の脇の叢の中で、細い蔓を延ばして他の植物に巻き付いていました。花は2cm程の大きさ、白色の先に綺麗な紫色の縁取りを付けています。地上に出来る莢の他に、根元から伸ばした蔓に花弁の無い閉鎖花をつけ、落花生のように土にもぐって結実する、のだそうです。地中に出来た実は食べられるなんて事も知らないでいましたが・・。こちらからお調べ下さい

2010年9月12日日曜日

四角豆

台風9号が行き過ぎた後、日中の気温がやっと30℃を切りました。やれやれ、といったところですが、思いがけずに肌寒い夜が有ったりして、峠の上にも秋が来たんだと、その先の心配もしてみたり。

今年の春、生協で初めて購入して植えた「四角豆」が、今頃になって実を付け始めました。説明書には時間が掛かるとは書いて有りましたが、本当に時間が掛かりました。

  花 です。
  2~3cm位は有るでしょうか、他の豆類と比べると大きいです。

   です。
英名ではWinged Beansと呼ばれているそうです。四方に付いたヒラヒラの襞はまさに翼みたいです。 写真は昨日の収穫。
  
   の様子。

  
 料理 : 食べてみました。
調べたらベーコンなどと炒めるのが美味しいと書いて有りましたが、生憎買い置きが有りません。
2cm幅位のななめ切りにしたものをオリーブ油でしっかり炒め、塩コショウで味付け、最後にトマトの乱切りを入れてさっと火を通し、香りに醤油をほんの少したらしました。
シャキシャキした食感とほんの僅かの苦味が、トマトの酸味と合って美味しかったです。今日の朝食では、茹でてマヨネーズ和えにしましたが、こちらは今一つ。
天麩羅も良いそうですから、油と相性が良いのでしょう。
(切り口は本当に四角です。名前もこの形から付いたそうです。)

この豆、熱帯アジアが原産だそうです。沖縄では「うりずん」と呼ばれる改良種が栽培されていると書いて有りました。
こんな峠の上で収穫出来たのですから、どんなふうに改良されているんでしょうか。
           四角豆: 詳しくはこちらでご覧下さい。

2010年9月8日水曜日

ワルナスビの花

昨夕から台風9号の影響で雨が降っています。風が吹かなくてホッとしましたが、それでも昨晩は一時ですが大雨でした。皆さんの所では被害などに遭われませんでしたでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※

先日久し振りに通ったT林道の峠近くで見付けました。ワルナスビの花です。
アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が強くて僅かの根茎でも増え、除草剤も余り効かず、畑地を荒らす害草である事からこの名前が付いたそうです。

花は茄子やジャガイモ、唐辛子など多くのナス科の花と同じですが、
黄色の葯がバナナの様な形なのが面白いです。


茎には鋭い棘が沢山有って見るからに恐ろしく、何とも近寄り難い姿でした。


この日の実は未だ若くてこんな色ですが、熟れると橙色になるそうです。


2010年9月4日土曜日

吾亦紅の花


玄関に秋がやって来ました。昨日の夕方、畑仕事が終わった後でyaekoobasanの畑にお邪魔しました。いろんなお花が溢れんばかりに植えて有って、それは楽しい畑です。「ほれ、持って行きんちゃい。」と鎌で刈って渡されたのが、ワレモコウ(吾亦紅・吾木香)の花でした。子供の頃は何処にでも有った花ですが、今では滅多に自生の花には出会いません。秋を感じさせてくれる大好きな花です。
   
   
昨日来るかと思った夕立ちは、今日の午後2度にわたって雨を持って来ました。
峠の上でも連日30℃を超えています。こんなお天気では秋・冬野菜の種を蒔くのも躊躇されますが、遅れていた大根と蕪の種は昨日の午前中にやっと蒔き終わっていたので、先ずは一安心でした。白菜の苗も大分大きくなっていますが、残りはまだまだこれからです。