2010年6月28日月曜日

ドクダミ

午前中の曇天も、午後には又雨に。それもポツポツと落ち始める雨ではなくて、突然に大粒の雨滴が落ちて来て慌てる始末です。昨夜からの蒸し暑さには、エアコンを持たない我が家ではいささかの閉口でしたが、この時間になるとそれでも凌ぎやすくなって、どうにか大丈夫です。

こんな不順な天候でも、花達は季節を忘れずに咲いていて、母屋の庭先にもドクダミの花が咲き競っています。この植物の持つ臭気を嫌う人もいますが、子供の頃から薬草(十薬と呼ばれています)として親しんできた私には何処か懐かしい匂いです。


庭先の湿ったところで 、白い4弁花の花が群れていました。
  
満開の花

咲き掛けの花



2010年6月27日日曜日

ウツボグサの花とショウジョウバカマの実

先日来の雨と風は、梅雨時のものとは思えぬ程の強いもので、畑の野菜たちは傷めつけられてしまいました。誘引の不十分だった物は折れたり倒れたり・・、それでも手入れをする元気はまだ無くて、ジッと我慢して見ているだけです。

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今年もウツボグサが咲いています。花が終わった後、枯れた花穂はこのままの形で茶色になり、その形が矢を収納する武具の「うつぼ」に似ていることから付いた名前だそうです。シソ科の植物。

初めて見付けました。ショウジョウバカマの実です。毎年沢山の花を見ますのに、花の後は草と一緒に刈られたりして、種を付けたこんな姿を見るのは初めてでした。思い掛けない場所で花を見付ける事も有りましたから、きっと種が何かに運ばれていたんでしょうね。

     

2010年6月25日金曜日

梅花空木と更紗空木

昨日の晴天と今日の曇天、気温も随分違っていましたが、夕方から遂に雨に戻り、肌寒い夜となりました。体調も少しづづ回復してくれば、早や畑が気になってじっとしていられない気分です。

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花の形が梅の花に似ていることから名前の付いた梅花空木です。白い5~6㎝の花を付けます。我が家に有るこの花は、正しくは西洋梅花空木と言うのでしょうか、芳香空木エトワールという名前で頂いた木です。花の傍に寄ると香りが有るのが解ります。
       
       

此方は更紗空木。枝に沿って下向きに八重の花を付けます。蕾の時はピンク、開くと外側に薄いピンクをを残して中は白。「更紗」の名前はこの外側に残るピンク色の具合を更紗模様に見立てて付いたようです。小さな苗を植えてから4年になるでしょうか、私の背丈を超える所まで伸びました。
どちらも先日の晴れの日の花。

2010年6月21日月曜日

京鹿の子の花と頂き物

急に暑さがやって来て、心構えが足りなかったのか不覚にも熱を出して寝込んでしまいました。丸々2日と半日、食欲も無いまま過ごしての今日、病院で点滴をして貰って少し復活です。

今朝3日振りに表に出て見ると、咲いていた花達は昨日の雨にたたかれて項垂れており、蕾だったものは充分な水分を含んで開いていました。

この花、京鹿の子です。日本原産のバラ科の植物で、丸い小さな蕾が燃え立つように咲いていく様は見事です。この花の様子が京の鹿の子絞りに似ている事から付いた名前のようです。

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頂き物です。近所のHさんが届けて下さいました。奥様お手製の笹餅、代満てのお饅頭も作らないでいた今年は、頂き物でお祝いです。
食事が十分摂れていなかった私には嬉しい夕食となりました。
此方は妹からロールケーキ大好きの私への差し入れ。

ロールケーキの専門店うずまき屋さんのロールケーキでした。



    
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先日のモリアオガエルの卵、今日夕方覗いてみたら、昨日の雨のお陰で卵の下に水溜りが出来ていて、既に数匹の小さなオタマジャクシが泳いでいました。でもお天気が続くとどうなるのでしょうか。
     

2010年6月16日水曜日

モリアオガエル

雨の上がった今朝、畑(一昨年までは田圃だったところ)で見付けました。昨日の朝一、雨が落ちてくる前に立てた野菜用の支柱に、大きなモリアオガエルの卵塊 です。田の傍に有る紅葉の木に産み付けられていた物はとっくに田の中に落ちていったので、今年はもう終わりかと思っていました。

以前が田圃だった所為か、昨日の雨で畝の間に水溜りが出来ていました。上の卵はその水溜りの上にあります。
   


数え切れないほどの卵は毎年見ていますが、個体を撮れる機会に会えるのはごくごく稀です。
泡の真下で休んでいるような、そんな2匹を見付けた時は嬉しかったです。
 
       

2010年6月15日火曜日

ツバメ が・・。




数日前からツバメがやってj来ています。玄関先で賑やかに鳴きながら、巣作りの場所を探していたようです。天井に泥を塗られては大変と、玄関灯の周りを養生したら気に入らなかったのか、危険だと感じたのか、今日は姿を見せませんでした。
どうやら我が家での営巣はパスされたようです。折角巣作りが見られると思ったのに、残念!まあ玄関先に糞が落ちてくるのも困るのですが。


2010年6月12日土曜日

ミヤコグサの花



兄に代わって田圃の水を見て回った昨日、隣家の畦畔に鮮やかな黄色の花が群れ咲いているのを見付けました。ミヤコグサ というマメ科の植物です。都草と書きますが、京の都に由来するのでしょうか。別名は烏帽子草。花の形が烏帽子に似ているからだそうです。 茎は地を這って伸び、花茎の先に1~3個の蝶形花が付いています。
地を這うように咲くヘビイチゴやキジムシロ等が咲き終わった後のこの黄色は、また一段と鮮やかです。
   
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<カメラの事>
修理中のカメラはまだ戻って来ません。撮り置きの画像では矢張り間が悪く、撮りたい時に撮れないのは詰まんなくて・・、で、買ってしまいました。
先のよりは少し性能アップ、しかし未だ使い方がよく解りません。付属のCD-ROMからソフトをインストールしたら、画像がピカサに直行しなくなってしまいました。等など悩みながら、どうにか今日の投稿に辿り着きました。
何時もポケットに入れたままで外仕事をしていましたが、何か故障の原因になる事が有ったのかも知れません。今度はちょっと大切に扱う心算ですが、さてどうなるんでしょうか。
     

2010年6月7日月曜日

母子草と父子草

皆さんにご心配頂いたカメラは病院へ行きました。毎日の必需品が手許から離れると、何だか気が抜けたような、時間が余ったような、複雑な気分です。でも撮り置きの画像は沢山有って、PCで遊ぶのに不自由は無いのですけれど、長くなると困ります。


で、今日は撮り置きの画像から。



母子草 の花です。庭のあちこちで咲いています。優しい黄色の花は、少しの風でもユラユラと。
昔はこれでお餅を作っていたそうで、春の七草のひとつ「ごぎょう」がこれです。

此方は父子草。根は匍って行ってどんどん増え、芝生の中や裏庭の草の中で群生していて、私の手を焼かせる厄介物です。

   

2010年6月6日日曜日

コーリンタンポポの花

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の花。ツボサンゴの苗を頂いた時に付いて来たのでしょう、知らない間に凄い勢いで増えています。下の写真はその園芸種ですが、散歩の折に自生しているものを見かけた事が有ります。花は是より小さかった、と覚えていますが。

他のタンポポと違って花茎の先に10個近い頭花を付けます。


お昼過ぎにはもう花を閉じかけています。
     
     


左下は蕾。
                             
     

   
   
   
            
    
          
                
          
                      
     
                  右上の写真は株の全体像。茎にも葉にも毛が密集しており、花茎はもっと背が伸びて高くなります。
  
                
ここの所カメラのご機嫌が悪くて、何を撮ってもピントが甘いなぁ~と感じていました。半押しの利かない日が有ったり、電源を入れてもレンズが開かなかったり、そして、そして遂にシャッターが切れなくなってしまいました。どうなったんでしょうか。

2010年6月3日木曜日

オニノゲシの花

やっと初夏らしくなって、日中の外仕事では久し振りの汗を見ました。でも風は爽やかで気持ち良く、そんな中で遅れていた夏野菜の植え付けに追われています。

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この季節、道端に黄色の花が群れ咲いているのを良く見掛けます。その中の一つは「ノゲシ」。上の写真はこのノゲシに良く似た オニノゲシ の花です。草丈50㎝くらいはあったでしょうか。タンポポの様な花が咲いています。葉の棘は触ると少しばかり痛いです。
  
こちらは種子の綿毛と蕾、それに特徴の一つである葉の付き方。葉の基部が茎を抱く様に付いている様。