新聞の広告で見付けたこの本、先日やっと本屋さんにて購入してきました。
「日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らしー」 東邦出版
文・白井明大 絵・有賀一広
山の中で暮らしていると、四季の移ろいが肌にひしひしと感じられて、これ程の幸せが他に有ろうか、なんて大仰に思ってみたりもします。朝と夕、昨日と今日、比べて見るにはほんの僅かな時間にも微妙な違いがあることにも感じ入り、それを表す言の葉の豊かさにも。
子供の頃からそういった折々の季節の行事は、みんな旧暦と共に有ったように思います。なのに恥ずかしい事ですが、二十四節気の他にもまだ一年を七十二に分ける七十二候と呼ばれる季節が有ることを初めて知りました。
この候の呼び方が又素敵でその季節の出来事がそのまま使われています。
夏至に入る直前の今は、節気では亡種、七十二候では「梅子黄なり=うめのみきなり」梅の実が熟して色づくころ。と云うのだそうです。
候の言葉・旬の野菜・旬の魚介・旬の草花・旬の野鳥。・旬の兆し・旬の行事・・等、その折に相応しい項目に分けられて紹介されています。
めぐりくる季節や自然を楽しむ、暮らしの歳時記。
カバーの裏に記されている言葉です。
5 件のコメント:
良いネタ本Getされましたね。
季節にあって居るような少し自分とこは早いようなと、色々とお楽しみに。
この様な事を知っていると生活が豊かになったように感じませんか? 山の中の生活は不便な事も多いですが季節の移り変わりは本当に身体で感じられますね。
日本の良さがしっくりと解る本の様ですね。四季のある国に生まれて
幸せに思います。
初めて知りました。「七十二候」四季をもっと日本人の感覚でもっと時節時節をゆったりと見て御覧 と言っているようにも聞けました。
凄い本を見つけられましたね~。
田舎に居て四季の移ろいを実感していますが、「七十二候」を始めて知りました。
手元に置きたい本ですね。
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