2013年5月30日木曜日

冬知らずとムラサキケマンの種



 どうにか雨が上がって、それでも晴れる事もなく・・、なんて思っていたら夕方になってやっと青空が覗きました。

今年初めて咲いたモッコウバラの向こうに、その青空を切り取ってみました。

 Nさんから頂いた冬知らずの株。鉢の中で黄色の花を咲かせた後、少しばかり不気味な実を付けました。最初は何か虫が居るのかと思ってしまいましたが、それは熟れて茶色になった実。触るとプッと弾けて落ちて行きました。




こちらはムラサキケマン。 
熟した実に触ると一瞬に弾けて飛んでしまいます。実の殻はクルクルと綺麗にまるまって、中からは光沢のある黒い小さな種が飛び出しました。
写真に撮りたくても弾ける瞬間は到底駄目。せめて弾けた後の実の形だけでも、と思って手のひらで受けたのが下の写真です。




2013年5月28日火曜日

桜でまり(斑入りこでまり)

昨日、例年よりもうんと早くに梅雨入りしてしまいました。
昨夜からの雨は風も強くて、峠の上では夜に入ってから本降りの様な雨音が聞こえて来ます。何だか肌寒くて母の部屋にはストーブに灯を入れました。

★★★★

幼い苗木を植えては見たものの毎年のように雪の重みで傷められてしまうものですから、半分は忘れかけていました。
何年か前、すぐ側にカンボクの木を植えてしまいました。こちらは大きくなるのも早くて、とっくに私の背丈を越えています。花が咲き始めたので覗きにいったら、下の方で小さな枝に花を付けて頑張っているではありませんか。

この木 桜でまり と言います。         
                                      バラ科 シモツケ属
                                      落葉小低木
                                      樹高:1~2m 草姿:下垂性

 斑入りこでまり とも云うそうです。
名前の通り葉は白っぽく見えるほどの斑入り。

蕾はちょっとピンクがかってて。

繁った雪柳と大きくなったカンボクの間でひっそりと咲いていました。大きくなる木ではなさそうですが、何処か陽の当たる場所に移してやらなくては、と考えています。


2013年5月24日金曜日

ちょうじそう

残念ながら野生のものではなくて栽培種です。目立たない花色ですけれど、ひっそりとしたその花姿が好きで、庭先で増えて行くのをそのままに楽しんでいます。





晴れた日には蝶も蜜を楽しみに来ています。

2013年5月18日土曜日

宝鐸草(ほうちゃくそう)の花

周りの田に水が入ったら、蛙の鳴き声も一段と大きくなって聞こえてきます。
今年は不順な天候でしたが、やっと田植えが終わりました。といっても私は昨年に引き続いて何の手伝いも出来ないでいましたけれど。


★★★

義母が大事に育てていた株を貰って来て、畑の隅に植えたのが何年前だったか忘れてしまいましたが、知らない内にあちこちに増えていました。

全体像です。

これは5月6日の花。
花の形が宝鐸(堂塔の軒の四隅などに、飾りとしてつるす大形の風鈴。風鐸(ふうたく)大辞泉よりの形に似ていることからこの名前が付いたそうです。

5月12日の花。開く事はありません。

下から覗きこんでみましたが、巧くは写せませんでした。


峠の上、今は山も谷も緑に包まれています。一番好きな季節到来、です。


2013年5月10日金曜日

藤の花~雨の中で

昨日のお天気とは打って変わって、今日は冷たい雨。
久し振りに南下してみれば、山は湧き立つような新緑に覆い尽くされていて、その見事さに感動してしまいました。我が家の周り、峠の上ではまだ泡立つくらいの萌黄色が勝っていて、あと少し。

山のあちこちで藤色の固まりが冴えています。花が咲いて初めてああこんな所にと知るのですが、今年も沢山の藤の花が咲いています。
帰途、ちょっとは弱まった雨の中で写真を撮って来ました。しっとりとした周りの景色が撮り込めていなくて残念でしたが。




★★★

母はやっと元の元気を取り戻してくれました。今日は「久し振りにデイサービスに行ってみる。」と言って出掛けて行きましたから、私もやっと肩の荷を下ろした気分です。