2011年7月8日金曜日

再訪:大坊珈琲店 のこと

先週末からちょっと松戸に戻っていました。3月に残してきた仕事の整理でしたが相変わらずの駆け足で余裕もなく、友人達とのお別れも満足にできないままでした。そんな風でしたが、どうしても最後に訪れたかった場所にだけは行ってきました。  
    
南青山にある「大坊珈琲店」
地下鉄表参道駅のすぐ傍。通勤の乗り換え駅が此処っだった事も有って、疲れた時や落ち込んでいる時等、仕事の帰りに時々珈琲を頂いて帰りました。一人ででも入って行けた優しいお店でした。



物静かな主。いつもカウンターの向こうで「いらっしゃい」と迎えて下さっていた眼差しは、今回も変わっていませんでした。少し混んでいましたが、何時もと同じようにカウンター席で美味しい珈琲を味わってきました。ゆっくりと丁寧に丁寧に落とされる珈琲の味は格別です。

カップが空になってレジに向かうまで、なーんにも喋らない事の方が多かったのですが、今回は勇気を出して写真を撮らせて欲しいとお願いしてみました。「写真お断り」の様なのですが、東京を離れてしまうので、と訳を話しましたら、「では一枚だけならどうぞ。」(2枚でごめんなさい)と、上の写真を撮らせて下さいました。




何時も座ったカウンターの板は少し傾いだまま。36年前に開店して直ぐに傾いだ様ですが、手直しもせずそのままだとか。店内はすっかり珈琲色になっていますが、毎日店の奥で豆を焙煎される故の色でしょう。このカウンター席の写真も序にお願いして1枚だけのシャッターチャンスでした。


メニューはチーズケーキ以外は珈琲のみ。ブレンドは豆とお湯の量で濃さが加減されていました。私は豆30gにお湯100ccの濃い目を頂きました。


場所は、地下鉄表参道駅から徒歩ですぐ。東京都港区南青山3-13-20 無休


 

9 件のコメント:

美作田殿 さんのコメント...

美味しそうなコーヒー店::
駆け足で:::たまには都会も良い物でしょうね。色々と東京での日々が思い出されます
高級なカウンターも見えて良いですね。
 お友達には又会う機会も:::
お疲れ出さないように:::
 

青い草 さんのコメント...

何だか濃い目のコーヒーの香りが漂ってきそうな写真ですね。寡黙なご主人の様子も伺えれます。私は田舎暮らしなので、よくわかりませんが都会の中のオアシスってことでしょうか。
ちょっぴり寂しいですね。

とっこさん さんのコメント...

こんな素敵なお店で美味しいコーヒーを頂かれていたのですね。ホッとできたひと時だったことでしょう。永年暮らした色んな思い出で、ちょっと寂しさを感じましたか? 年を重ねると言う事は、そおいう思い出が増えるということですね。私は知り合いの方が亡くなる度に感じています。

林 さんのコメント...

表参道ね。お店の中は昔のままでよかったですね。表通りはファッションビルのオンパレードで、どこに来たのかと思われるぐらい変わっていたのではないですか。
お帰りになったら今度は大汗かいて、肉体労働、ご苦労様でっした。たくさん植えられまして?

江見ピッピ さんのコメント...

懐かしいところに行って来られたのですね
東京の空気を吸ってこられたようで・・・
暑かったでしょう、特に夜が・・・
お好みのコーヒーを味わって来られて・・・

山 果 さんのコメント...

表参道なんてテレビで時々見ますが、私なんかには縁の無い所です。お洒落な通りなんでしょうね。久振りの懐かしいコーヒー専門お店で美味しいコーヒーなんてかっこいいですね。都会の空気にふれ、一層元気がでたことでしょうね。たまには新幹線とか飛行機で
旅もよろしいね。

南河内から発信 さんのコメント...

今にもコーヒーの香ばしい香りが画面から漂って来そうなお店ですね、当方コーヒーは飲めませんが(体が受付ません)香りは大好きで~す。お店は「こだわり」の味オンリーですね、職人気質の店主の様子が伺えますね。今年は早めの梅雨明けです、右手峠の杉木立のこぼれ陽を機会あれば撮りに行きたいです。

梶のさと さんのコメント...

懐かしいコーヒーを楽しんで来られたようで良かったですね。都会の雰囲気も味わって又元気になられたでしょう。
梅雨明けになり、今日の暑さは格別ですが日蔭は気持ちよく過ごせますね。

作東 さんのコメント...

東京にお出かけだったのですか。
どうされたのかな? お母様の体調が悪いのかなと勝手に思ってました。
「表参道」はテレビ等で聞きますが東京に行ったことがないので想像がつきません。
最後に思い出深い珈琲店に行かれてよかったですね。皆さんが書いておられるように珈琲のいい匂いが漂ってきそうです。
長い間お勤めされていろんな事があったでしょう。そんな事が思い出されてきたのではないですか?
寡黙な店主のお店でゆっくりと珈琲を飲まれていた姿を想像しながら書いています。