2011年7月28日木曜日

福祉用具

今日の夕立ちは市内南部で激しかったと聞きました。大雨・洪水警報が出ていましたが、皆さんのところは大丈夫でしたでしょうか。

ここへ帰って来て丸9年が経ちました。母との暮らしも同じ年月を重ねたことになります。 当時はそれでも未だ元気だった母ですが、年を積む毎に母の周りには介護用具が増えて行きました。

写真は最近購入した母用の風呂椅子です。一人での入浴はもう無理になりつつあり、本人の体調が悪かったりすると介護するこちらも大変です。入浴時には座ったままで方向が変えられる様、座面に回転盤を付けて貰いました。注文時には医療機店さんとケアマネさんが何度か足を運んで下さり、使い勝手の良いように検討もして貰いました。
現品が届いた時には、母の座り具合から盤の中心が少し前方にずらして有りましたし、座面の高さも浴槽の縁と同じに調整済みでした。 これで浴槽に入る際の動作が随分と楽に改善されました。


介護用具とは、高齢者やハンディキャップのある方が、様々な日常生活の諸動作を可能な限り自分でできるよう支援したり、あるいは介護がよりスムーズかつ快適に行えるよう、サポートする機器・用具・用品の総称です。    *「介護用品・介護機器・福祉用具の基本を知る」から引用)


先日参加した介護者の集いでも、この介護用具の活用と実習の講座を受けて来ました。介護福祉士の方からも、本人のまだ持てる機能を潰すものではなくて、最大限に生かすための補助器具として使って下さい、とのお話も有りました。
この介護用具も、介護保険の適用の有無から「福祉用具」と云う用語になるそうです。


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畑の隅に置いたコンポストの上では、小さな蛙達の交流会が開かれています。中には未だ体が半透明のものもいたりして。
     

2011年7月25日月曜日

エゴノネコアシ

台風が過ぎた後何だか涼しい日が続きました。ここ3日程は朝夕がヒンヤリと肌寒く、母には羽毛の肌掛け布団の上に綿毛布を掛ける程でした。


春に枝が白くなる程咲いたエゴノキの花。今は可愛い実が鈴なりになってぶら下がっています。

実(種子の皮)にはエゴサポニンという有毒成分(麻酔)が含まれているそうですから、口に含んだりしてはいけません。味見をした事は有りませんが、とても苦い(えぐい)事からエゴノキの名前が付いたそうですから、到底口には出来ないですよね。


木が古い所為かどうか解りませんが、今年は固い花の様なものが沢山付いています。虫が寄生して出来たもので「虫えい」というそうです。

    エゴノネコアシ と呼んでいます。

2011年7月19日火曜日

ノリウツギ(糊空木)の花

超大型と言われた台風6号、列島の太平洋側に暴風雨の被害を残しながらゆっくりと進んでいるようです。此処は広戸風が吹くかもと心配していましたが、夜半近くになって暴風警報は強風注意報に変わりました。今外は嘘のように静かです。外回りの花達も風に耐えられるかなと心配で、それぞれに対策はしてありますがどうなるんでしょうか。風に当たる前にカメラの中にも少しは画像を撮り込んでも置きました。


その中の一つ 「ノリウツギ」 です。 紫陽花と同じ仲間でアジサイ科アジサイ属。花は紫陽花に似ていますが、枝の内側は名前に空木と付くように空洞なんですね。(7/10撮影)



まだ咲き始めの頃。 (6/27撮影)

満開近くの頃。(7/10撮影) 沢山の5弁の両性花を囲む装飾花は丸っこくて可愛い形。



そして今日(7/19)装飾花の萼片の裏側は薄い赤に変わりつつ有りました。

生協で小さな苗木を購入してから3年目になるのでしょうか。成長が早くて随分と大きくなりました。
樹皮からは和紙を漉く際のつなぎに使う糊を採っていたそうですから、名前に糊と付くのも肯けます。


2011年7月16日土曜日

紫陽花:朝陽の中で

暑い日が続いていますが、幸いなことに此処では朝夕の涼しさに救われています。良く晴れた夜は昼間との気温差も大きくて、満遍なく降りた朝露はたっぷり過ぎる位です。

伸びた畑の畔草の上も例外では有りません。

そんな中で元気を取り戻している紫陽花の花。夏の朝日を浴びながら束の間輝いて見えます。


台風が近づいているようです。大荒れにならなければ良いのですが。どうかお体ともどもお気を付けてお過し下さいます様に。



2011年7月12日火曜日

イワガラミ(岩絡み)の花

連日の猛暑にはこちらちょっとバテ気味。でも畑の夏野菜たちは元気になっていますから、嬉しいことです。

何時も車で走る県道沿いの山裾に、大きな木の幹を覆うように咲いている白い花が気になっていました。気になりながら横目で見ながら通るだけでしたが、先日ちょっとお山に入らせて頂いて写真を撮って来ました。
  イワガラミ と言うそうです。



花の最中は過ぎていましたが、傍で見て納得してきました。蔓性ですから日当たりの良い面だけを登っていました。

この木、手持ちの図鑑ではアジサイ科となっていますが、ユキノシタ科と分類してあるものも有ります。気になってPCの力を借りました。ユキノシタ科とアジサイ科の分類について書かれたものを見付けましたので、ちょっと拝借させて頂きました。

2011年7月8日金曜日

再訪:大坊珈琲店 のこと

先週末からちょっと松戸に戻っていました。3月に残してきた仕事の整理でしたが相変わらずの駆け足で余裕もなく、友人達とのお別れも満足にできないままでした。そんな風でしたが、どうしても最後に訪れたかった場所にだけは行ってきました。  
    
南青山にある「大坊珈琲店」
地下鉄表参道駅のすぐ傍。通勤の乗り換え駅が此処っだった事も有って、疲れた時や落ち込んでいる時等、仕事の帰りに時々珈琲を頂いて帰りました。一人ででも入って行けた優しいお店でした。



物静かな主。いつもカウンターの向こうで「いらっしゃい」と迎えて下さっていた眼差しは、今回も変わっていませんでした。少し混んでいましたが、何時もと同じようにカウンター席で美味しい珈琲を味わってきました。ゆっくりと丁寧に丁寧に落とされる珈琲の味は格別です。

カップが空になってレジに向かうまで、なーんにも喋らない事の方が多かったのですが、今回は勇気を出して写真を撮らせて欲しいとお願いしてみました。「写真お断り」の様なのですが、東京を離れてしまうので、と訳を話しましたら、「では一枚だけならどうぞ。」(2枚でごめんなさい)と、上の写真を撮らせて下さいました。




何時も座ったカウンターの板は少し傾いだまま。36年前に開店して直ぐに傾いだ様ですが、手直しもせずそのままだとか。店内はすっかり珈琲色になっていますが、毎日店の奥で豆を焙煎される故の色でしょう。このカウンター席の写真も序にお願いして1枚だけのシャッターチャンスでした。


メニューはチーズケーキ以外は珈琲のみ。ブレンドは豆とお湯の量で濃さが加減されていました。私は豆30gにお湯100ccの濃い目を頂きました。


場所は、地下鉄表参道駅から徒歩ですぐ。東京都港区南青山3-13-20 無休


 

2011年7月1日金曜日

ジューンベリーの実

昨日の夕立ちは凄かったです。台所の窓から見える雨だれは、まるで雨のカーテンを見ているようでした。もう7月ですから照りつける太陽がやって来ないと、夏野菜も大きくなりません。



5月に花が咲いた ジューンベリーの実 が熟れました。6月には実を収穫出来る事からこの名が付いたそうですから・・。
もっと沢山実を付けるだろうと期待していましたのに、少ししか見られません。ちょっと残念。でも明日の朝はこの実を食べてみようと思っています。



         ジューンベリーの花は5月8日に投稿しています。